MetaSounds 統合
要件と制限事項
この統合は UE >= 5.3 でのみ動作します。
MetaSounds サポートを含む RuntimeAudioImporter の別バージョンが利用可能です: MetaSound RuntimeAudioImporter
通常の RuntimeAudioImporter プラグインがインストールされている場合、MetaSound バージョンをインストールする前に削除してください。
MetaSounds でまだ解決されていないスケーリング問題のため、Imported サウンドウェーブのみがサポートされており、派生ウェーブ(例: Streaming や Capturable サウンドウェーブ)はサポートされていません。
セットアップ手順
1. MetaSound プラグインを有効化
まず、プロジェクトで MetaSound プラグインを有効にする必要があります。
2. MetaSound グラフを設定
MetaSounds エディタで新しい Imported Wave
入力を作成し、ImportedWaveToWaveAsset
ノードを使用して Wave Asset
タイプに変換する必要があります。
変換後、Wave Player ノードで再生するなど、Wave Asset
タイプで利用可能なすべての機能を使用できます。
実装ワークフロー
1. オーディオをインポートして準備
オーディオデータをインポートするワークフローは標準の RuntimeAudioImporter プロセスと同じです。ただし、サウンドウェーブの準備が整った後、MetaSounds で使用できるように適切な関数を呼び出す必要があります。
2. Wave パラメータを設定
その後、MetaSound のオーディオコンポーネントに対して wave パラメータを設定し、必要に応じて再生できます。
完全な例
完全な実装例を以下に示します:
Blueprint 実装
MetaSound グラフ
ベストプラクティス
MetaSounds と RuntimeAudioImporter を扱う際のベストプラクティス:
- 常に
PrepareSoundWaveForMetaSound
関数を使用して MetaSound 用にサウンドウェーブを特別に準備する - MetaSound グラフでタイプ間を変換するには
ImportedWaveToWaveAsset
ノードを使用する - 現在サポートされているのは Imported サウンドウェーブのみ(Streaming や Capturable は未対応)であることを忘れない